ヤマハピアノサービス(YAMAHA)では、ヤマハ製のピアノを買い取っています。「ヤマハのピアノはきちんと整備をすれば50年・100年と美しい音を奏でられる」と考えているため、大切に使われたピアノを買い取り、再生したうえで次の世代へとつないでいます。
買取対象は、ヤマハ製のアップライトピアノやグランドピアノ。電子ピアノやキーボード、エレクトーン、オルガンは対象外となっているほか、ヤマハ製以外のピアノには買取対応をしていないため注意しましょう。
東洋ピアノ(アポロピアノ)では、ピアノ買取部門を設けています。ヤマハやカワイ、アポロ、スタインウェイなどのさまざまなメーカーのピアノを買い取っており、買い取ったピアノは国内自社工場で修理再生を行うほか、自社で販売。さらに、中国やベトナムといった海外への輸出もしています。
アップライトピアノやグランドピアノはもちろん、電子ピアノの買取にも対応。ただし、キーボードやシンセサイザーの買取は行っていないため、注意しましょう。
なお、ピアノの買取は全国ほぼすべての地域で行っています。離島や山間部でも対応できる可能性があるため、依頼を検討している方は問い合わせてみると良いでしょう。
古いピアノの処分方法と費用は?
買取不可と言われても対応可能な業者とは?
ピアノの製造メーカーに大切なピアノを買い取ってもらうことは、やはり安心感があります。公式のメーカーに買取を依頼するため、きちんとした取引が期待できるでしょう。
ピアノ買取が可能な業者は国内にいくつもありますが、なかには意図的に査定額を下げる業者も。その点、ピアノの製造メーカーであれば査定額を正確に出してくれるため、納得して売却できそうです。
また、ピアノの製造メーカーでは、買い取ったピアノを工場で修理・再生して次の使用者の元へ届けられます。「いくら不要になったといっても、思い出の詰まったピアノを雑に扱われたくない」という方は多いはず。製造メーカーの買取なら、大切に扱ってくれるでしょう。
ピアノの製造メーカーによっては、買取対象となるピアノに制限を設けているため注意しましょう。たとえば、ヤマハでは、ヤマハ製のピアノしか買い取っていません。また、さまざまなメーカーのピアノを買い取っている場合でも、キーボードなどの買取は行っていないこともあるため注意が必要です。
また、「買取専門会社の方が高値で買い取ってくれるケースがある」という点にも注意。製造メーカーでは正確な査定を行っているものの、高価買取サービスなどは実施していません。そのため、買取専門会社の方が高値で買い取ってくれる可能性があるのです。
とくにヤマハやカワイなどの中古ピアノの場合、海外でも評価が高い傾向にあります。海外に販路をもつ買取専門会社なら、中古ピアノでも高価買取が期待できるでしょう。
ピアノの製造メーカーと買取専門会社を比較した際、買取価格や信頼できるかなど、こだわりたいポイントに合わせて選ぶことが大切です。
「とにかく安心できる買取依頼をしたい」「思い入れの強いピアノだから、大切に扱ってほしい」という場合は、製造メーカーに依頼するのがおすすめ。
一方、「できるだけ高額で買い取ってくれたら嬉しい」「スピーディな買取を希望している」という場合には、買取専門会社を検討すると良いでしょう。