ここでは、ピアノの「アクション」について紹介します。アクションとは何かから、歴史や仕組みまでまとめていますので、ぜひ参考にしてください。
ピアノは、鍵盤を押すと音が鳴り、鍵盤を離すと音が止まります。これは、鍵盤を押したときに内部のハンマーが弦を打つからであり、その仕組みを「アクション」と呼んでいます。
なお、アクションは、グランドピアノとアップライトピアノで内部構造が異なります。
てこの原理を利用しており、鍵盤を押したときにシーソーのようにハンマーを上方向へ突き上げます。レペティション機構により、秒間約14回の連打が可能です。
グランドピアノとは力の向きが異なります、弦の向きは地面と垂直になっており、鍵盤を押したときの力が前方向へ変換されます。連打性能は秒間約7回となっています。
以前「アクション」では、鍵盤を押すとハンマーが上がって弦を打ち、そのハンマーが降りきってから次の打鍵に備えていました。しかし、レペティション機構の発明により、ハンマーが降りきっていなくても次の打鍵の準備ができるようになったのです。
フランスのピアノ製造技師であるエラールは、ピアノメーカー「エラール」の創始者でもあります。エラールが発明したレペティション機構は、ピアノの性能を大きく向上させました。レペティション機構とは繰り返しを意味しており、連打のときもハンマーがきちんと反応して音がでるようになりました。
ピアノの鍵盤を離すと音が消えます。当たり前のようですが、きちんと音が消えることも演奏するうえで重要です。
音が消える仕組みは、ダンパー機構によるもの。鍵盤から指を離した際にダンパーフェルトが弦に当たり、弦の振動を止めることで音を消します。