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ヤマハ

本ページでは、ヤマハのアップライトピアノについて、機種ごとの特徴と買取相場価格についてご紹介していきたいと思います。

ヤマハのアップライトピアノ、買取事情と相場は

アップライトピアノ

ピアノの流通市場において、個体数が非常に多いと言ってしまってよいのが、この「ヤマハ製アップライトピアノ」という括りです。

中古としての購入ニーズも高い反面、在庫が飽和気味となりやすい傾向も否めません。ただし、その点を差し引いても「ヤマハ」というブランド力は大きな強みと言えるでしょう。

そんなヤマハのアップライトピアノの中で、買取業界での主力となっているのは、ズバリ、Uシリーズです。と言っても、このUシリーズは1948年の発売以来、ヤマハの主力製品で実に多くのバリエーションが存在しています。

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ヤマハ製ピアノ・Uシリーズの買取相場

U1EやU10Fといった具合に型番が表されますが、大まかに言えばUはシリーズ名、数字は弦長(サイズ)、アルファベットが年代となります。ごく一部ですが機種ごとの買取相場は以下のようになります。

ヤマハ製ピアノ・YUシリーズ・YUSシリーズの買取相場

そして、長らくスタンダードだったUシリーズの後継となったのが、90年代終盤より発売された、YUシリーズと、2000年代以降のYUSシリーズです。いずれも、ヤマハのアップライトピアノの本流という位置づけになります。

ヤマハ製ピアノ・YMシリーズの買取相場

そしてヤマハのアップライトピアノには、上記のようなスタンダードモデルの系譜に加え、さまざまなバリエーションも存在しています。例えば、初心者やお子さん向けとしてラインアップされたYMシリーズ。Modern Console(モダン・コンソール)の頭文字を取り、小型で日本家屋のリビングとのマッチングを重視したMCシリーズなどがあります。これら以外にも多数のバリエーションがありますので、買取業者の査定は、積極的に依頼してみてください。

ヤマハのアップライトピアノを売る前に知っておきたい5つのポイント

ピアノのお店

ヤマハのアップライトピアノを買取に出す前に知っておきたい、5つのポイントを紹介します。

1.ヤマハのアップライトピアノは屋根を開ければ型番がわかる

それでは、買取を頼みたいアップライトピアノの型番を確認する方法を紹介しましょう。

ピアノの天板を開けると、金属のフレームが見えます。その部分の右側に刻印されているのが型番と製造番号です。向かって左に彫られているのが型番です。

上に持ち上げるだけの構造なので、固くて開かないという場合には蝶番の部分が錆びているのかもしれません。バールなどでむりやりこじ開けると査定が下がる可能性もあるので、自分では開けられないという場合には力のある人と一緒に開けてみてください。

内部に調律カードが残っていれば、その用紙でも確認できます。

2.中古市場で人気が高いUXシリーズは、高価買取が期待できる

UXシリーズは、購入価格に期待できる機種。購入相場は25万円前後になることが多いのですが、人気のあるピアノなので音がずれていたり、筐体に傷がついていたりといった不具合があっても10万以上の買取価格になることもあります。

音がよく、支柱がXになっていて上部なことが特徴で、中古アップライトピアノとしては高額な部類に入るものの、売れ筋でもあります。

UXシリーズは、再生ピアノであれば販売価格が50万以上になることも珍しくありません。中には100万以上の値段で販売されているケースも。

またUXシリーズの後続として発売されたYUXシリーズもほぼ同程度の価格帯で取引されることが多いようです。UX、あるいはYUXのアップライトピアノを買い取ってほしい人は、ぜひ複数の買取業者に査定をお願いしてみてください。想像以上の値段になることもあります。

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3.壊れていても修理できるなら買取可能

ヤマハのアップライトピアノは、比較的売れやすいピアノです。水没したことがあったり、修理もできないほど壊れていたり、というのであれば別ですが、大抵の場合、買い取ってもらえる傾向にあります。

日本国内では質のいい中古ピアノでない場合なかなか売れませんが、中国などのアジア圏を中心に海外では手頃な価格で手に入る質のいいピアノということで人気があります。

では、自分でピアノの再生や修理を行ってから売ればいいのかというと、まず負担した費用分が査定費用に丸ごと上乗せになる、ということはありません。現状のまま買取を頼んだほうがいいでしょう。

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4.処分する場合は1,000円程度で可能

査定がつきにくい型番のピアノであれば、処分したほうがいいかも……と考えている人もいるかと思います。それではアップライトピアノを処分するにはどのくらいの費用が必要なのでしょう。

粗大ごみに出せる自治体であれば、処分費用そのものは1,000円程度で処分してくれます。(粗大ごみの処分費用は自治体ごとに異なります)ただ処分は可能でも回収はしてくれない自治体であれば処分場まで自力で搬送しなくてはいけませんし、アップライトピアノは処分できないところも多いです。

では回収業者に処理をお願いする場合はどのくらい費用がかかるのかというと、アップライトピアノの場合は2~3万円程度が相場になっています。それくらいの費用がかかるなら、査定額が1万円であっても引き取ってもらったほうがお得です。

ただ、査定業者によっては買い取れないからと処分費用を求められることもあります。買い取ってもらう自信のない人ほど、複数の業者に査定をお願いしてみましょう。同じピアノであっても、業者によっては費用を請求され、業者によっては1万円程度の査定がつく場合もあります。また、状態が悪く査定は付かなくても、引取費用は無料という業者も。

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5.知人に無料で譲る場合の搬送費用

廃棄処分にしたり、知らない人に売るよりも欲しいという知人に譲りたいという人もいるのではないでしょうか。どちらが搬送費用を負担するにしても、どのくらいのお金がかかるのか知っておきたいもの。

アップライトピアノであれば、同一県内であれば3万円以下が相場です。ただ重量があるため、10km圏内の近場に搬入する場合でも2万程度はかかると考えておきましょう。また、アップライトピアノは200kg程の重さが標準なので階段からの上げ下ろしがあると追加料金がかかる可能性もあります。

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