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ピアノにカバーは必要?ピアノカバーの役割

こちらでは、ピアノにカバーを掛ける必要があるのか、それともそうではないのか、という疑問を解決するのに役立つ情報を紹介しています。

ピアノにカバーを掛けるメリット

日焼けやホコリ汚れを防ぎやすくなる

日当たりの良いところにピアノを設置している場合は、日光で日焼けするため、外装が色あせる心配があります。ピアノにカバーを掛けることで、色あせを防ぎやすくなるでしょう。ただし、日よけのみを目的とする場合にはむしろ、窓に遮光カーテンを取り付ける方法のほうが、用途に沿っているため、よりおすすめです。

なお、部屋には、想像以上にたくさんのホコリが舞っているため、ホコリ汚れを防ぐためであれば、グランドピアノをすっぽり覆うことのできるカバーを掛けることには、大きな意味があります。

ピアノの油汚れやサビの発生を防ぎやすくなる

キッチンの近くにピアノを設置している場合には、料理中に発生する油や蒸気に注意する必要があります。それらがピアノに付着すると、錆やカビが生じやすくなるからです。ですから、料理をしている間や食事中にピアノにカバーを掛けるようにしておけば、ピアノはダメージを受けにくくなります。

カバーを掛けるデメリットはある?

通気性が悪くなる

ピアノにとって、湿気は大敵です。ただでさえ日本の気候は湿度が高いので、ピアノにカバーを掛けたままにしておくと、ピアノ内部の湿度が上がってしまいます。湿度が上がると、どうしても害虫やカビが発生しやすくなるため、注意が必要です。

ですから、カバーをしたい場合には、あまり厚い生地のものを選ばないようにすること、そして時々ピアノの蓋を開いて通気性をよくすることが大切です。

手間がかかる

ピアノを弾くたびに毎回カバーをはずし、使い終わったら再び掛ける、という作業を繰り返していると、いずれ面倒に感じるようになるかもしれません。また、カバーにたまったホコリをキレイにするために、定期的に洗濯をする必要もあります。

インテリアとしてピアノを置くとカバーは邪魔になる場合も

カバーをして飾り立てなくても、ピアノはもともと外観が美しく、独特な艶や木目などに魅力があります。それらの要素を隠してしまうことになるので、ピアノのあるがままの姿を楽しみたい方にとっては、カバーは邪魔になってしまいます。

湿気などの対策になるカバーはある?

カバーを掛ける場合には、通気性を保つためにも、カバーの生地の厚みに注目しましょう。厚手のものはどうしても湿気がこもりがちになってしまうので、薄手のものを選ぶようにしましょう。薄手のものの中でも特に、レースのカバーであれば、通気性を保ちやすいです。ただし、レースのカバーを選んだとしても、ときどきピアノの蓋を開けて湿気を逃すのを忘れないようにしてください。

おしゃれなピアノカバーはある?

おしゃれなピアノカバー例1

引用元:ピアノカバーオーダー専門店フェルセン公式
https://www.pianocover.jp/product/103

深みのあるワインレッドのピアノカバーです。グランドピアノのフォルムに合う上品な雰囲気が素敵です。

おしゃれなピアノカバー例2

引用元:ピアノカバーオーダー専門店フェルセン公式
https://www.pianocover.jp/product/55

明るい光が差し込む部屋にぴったりの淡い色味のピアノカバーです。落ち着いたテイストの柄もおしゃれです。

ピアノカバーの代用品になるものはある?

ピアノカバーの代用品のひとつとして、カーテンが挙げられます。実際にピアノに掛けてみて、好みの長さになるように裁断し、きれいに縫製処理などを施します。

もちろん、シーツやタオルケットなどの生地もカバーとして使えないことはないのですが、見栄えという点では、やはりカーテンのほうが適していると言えます。あるいは、デザインや柄にこだわりたい方は、大判の布を用意して、イチから手作りするのもよいでしょう。

 
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